回目

最近よく聞く「ジェンダー」とは?

今更用語!

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ジェンダーを理解するために、まず性別との違いをみてみましょう!

性別に関わらず、自分がどの性別として感じ、どのようにありたいか、自分のアイデンティティ(性同一性)のことは尊重されるべきです。


LGBTQといわれるレズビアン(女性同性愛者)ゲイ(男性同性愛者)バイセクシュアル(両性愛者)トランスジェンダー(心と体の性が一致していない方)に加えて、自分の性がわからないという「クエスチョニング」と性的少数者を表す「クィア」のQを加えたセクシュアルマイノリティ全般を表す言葉が使われますが、これを差別的に取り扱わず、社会の構成員として包み、支え合うべきです。

「男性だから・女性だから」といって「こうあるべき」姿として、社会や文化によって決められてしまうようことがジェンダーの一例です。

「女性は赤、男性は青」、のように、服装や髪形などのファッションから、言葉遣い、職業、家庭や職場での役割や責任の分担にも及び、更に、「男性は強く、女性は可愛く」のように人々の心の在り方や、意識、考え方、コミュニケーションの仕方にまでジェンダーの考え方が反映されます。ジェンダー平等というのは、女性の活躍推進だけではなく、すべてのジェンダー平等を目指すという意味が含まれています。



性別やジェンダーよって異なる扱い方をやめ、 誰もが性同一性と関係なく、自分らしくいられる社会と職場をつくりましょう。

取り組みの事例紹介


① だれでも使えるジェンダーニュートラルお手洗いの設置

※すでに160,000の米国企業がジェンダーニュートラルなお手洗いを提供しています



② 色々なジェンダーに関する意識を高めるためのレインボーカラーの製品デザイン開発

※ファミリーマートはプライドウィークに合わせ、LGBTQ+の理解者・支援者の輪を広げること、すべての人が自分らしく活躍できる社会を目指すことへの表明として、「ファミチキ」 袋をレインボーカラーにデザインした。



③ 性別関連の調査に「その他」や「無回答」オプションを追加すること

※特別な理由がなければ、そもそも性別を聞かないほうが最も適切です。

知っていましたか?


LGBTQ+の割合は日本では10人に1人で、それは左利きの人口と同じくらいの割合です。

LGBTQ+は、少数派ですが、左利きの方と同じくらいと考えると、かなり身近な存在といえるでしょう